縁起をかついで寒い季節を乗り越えましょう!

院長の植村です。

 

毎日厳しい寒さが続いております、2月は一年で一番寒いと言われておりますが、

皆様は体調など崩されていませんか?

 

節分を迎える二月は暦では季節の変わり目、今年は2月4日が立春なので、

前日の2月3日が『節分』ということになります。

 

節分には『豆まき』をして、歳の数だけ豆を食べ『恵方巻き』を食べる。

恵方巻きが身近になってからの歴史は浅いですが、

今ではすっかり定着していて、私達にはどちらも大切な節分の行事ですね。

 

また、節分には豆や恵方巻き以外にも食べられていた食材があると

言われています。それが『鰯(イワシ)』。

固く尖った葉とイワシの臭いのきついことから鬼が嫌うとされ、

柊に、焼いたイワシの頭を刺し『魔除け』として飾られることもあるようです。

 

イワシはビタミンDやDHA、EPAなどが豊富に含まれています。

ビタミンDが豊富だとカルシウムの吸収も促進されるため、

歯や顎の発達を促してくれる栄養満点の食材です。

 

邪気を追い払うために豆をまき、福を取り込む意味で

自分の数え歳の数だけ豆を食べる。

 

そして、その年の恵方を向いて食べると縁起がいい『恵方巻き』に

イワシのお料理を加えたら怖いものなしですね。

 

ちなみに今年の恵方は『北北西 やや右』だそうです。

美味しく縁起をたくさんかついだ後は、歯磨きも忘れずにしましょう。

 

1月31日付で 関根晶子先生が退職されました。今後のご活躍をお祈りいたします。

植村

2017年もよろしくお願い致します!

院長の植村です。

 
新年あけましておめでとうございます。

新春とは申しますが毎日厳しい寒さが続いております。

こんな寒い季節は家族一緒に温かい時間を過ごせたら幸せですね。

 

普段は忙しくて時間が合わず、みんなで食卓を囲むことが難しいご家庭も

新年を迎える時期は家族揃って食事をする機会が増えることと思います。

 

お正月に家族と食べるものと言えば「おせち料理」。

おせち料理には、それぞれに縁起の良い意味合いがあり、

また歯に良いとされる栄養素が含まれている料理もあります。

 

たとえば、鮮やかな赤色でおせち料理を彩る「エビ」は、茹でると

お年寄りのように腰が曲がる様子にちなんで長寿の願いが込められています。

そしてエビの殻や尻尾には、歯や骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれます。

 

「たたきごぼう」などの料理で食べられる「ゴボウ」は、地中深くにしっかりと根を張る様子から

細く長く堅実に家が続くことを願い、縁起の良い食材としてよく用いられます。

ごぼうをはじめ食物繊維が多い食品は、噛むことにより歯の表面の掃除にもなり、

唾液もたくさん出ます。

 

他にも五穀豊穣を願う「田作り」や、「よろこぶ」に通じて縁起が良い「昆布巻き」も

ビタミンやミネラルを多く含んでいます。

 

このように、お正月に何気なく食べていたおせち料理ですが、縁起が良いだけでなく

歯の健康に繋がる食材が自然に摂り入れられていたんですね。

 

そんなおせち料理、是非ともご家族で美味しく味わっていただけたらと思います。

そして美味しい物を味わった後は歯みがきを忘れずに。

 

2017年もどうぞよろしくお願いします。

                                         院長 植村

12月の医院からのお知らせ

【年末年始休暇のお知らせ】
12月27日(火)午後より1月4日(水)まで休診いたします。

 
【1月の診療スケジュール】
1月12日(木)と1月27日(金)は院長終日休診です。

寒さと乾燥の対策、ちゃんとしていますか?

こんにちは、院長の植村です。
 

今年もいよいよ残りわずかとなり、寒さがひとしお身にしみるころとなりました。

 

この時期はついつい身体に力が入ってしまい、気がつくと肩こりや

顎が痛くなってしまうことがありませんか。

また、寒いと虫歯でもないのに歯が痛くなる経験がある方も少なくないと思います。

 

寒い日の夜には、眠っている間に無意識で歯を食いしばってしまい、顎が筋肉痛になったり、

歯が痛むように感じることがあります。

また、歯が冷えている時に温かい物を飲むと、歯の神経が感じる寒暖差や

知覚過敏で痛みが走ることも。

 

これらの痛みは、体を冷やさないように心がけることで改善が期待できます。

ただし、本当にむし歯や歯周病が原因の場合もありますので、安易に寒さが

原因だと判断して放置しないよう注意が必要です。

おかしいな、と感じたら早めに歯医者さんで診てもらいましょう。

 

また、冬はお口の中も乾きやすく、乾燥して唾液が少なくなるとむし歯のリスクが高くなり、

口臭の原因にもなってしまいます。

唾液がしっかり出るよう、よく噛んで食べることを心がけましょう。

 

ちなみにお口の乾燥を防ぐには、「マスク」を上手に活用すると効果があります。

マスクは、ゴミやほこりなどが体内に入るのを防ぐだけでなく、乾燥した外気からお口の中を守り、

保湿・保温にも有効です。

 

これからの時期は、忘年会やクリスマスなどの行事で美味しい物を食べる機会も多く、

また生活リズムも狂いやすいです。

忙しい中でも「食べたら磨く」でお口の中を清潔にすることはもちろん、

マスクを上手に活用して、冬の寒さに負けず元気に冬を乗り越えましょう!

院長 植村

医院からのお知らせ

【11月の診療スケジュール】

院長休診日:11月18日(金)、院長終日休診です。
 

【12月の診療スケジュール】

12月27日(火)午後より1月4日(水)まで休診です。

乳歯から永久歯へ

こんにちは、院長の植村です。

日に日に秋が深まり、紅葉が鮮やかになってまいりました。
11月頃には、七五三の御祝いで千歳飴を持った可愛い晴れ姿を見かけることも多く、
とても微笑ましい気持ちになりますね。

この年頃の子どもたちは、素敵な笑顔の晴れ姿で記念写真を撮ると前歯が抜けた状態に

なっていたりして、なんとも滑稽に思えると共に、大きくなっていく子どもの成長を

実感することが出来ます。

 

さて、歯の生え変わりは個人差もありますが、一般的には6歳頃から始まり

13歳頃には永久歯が揃うと言われています。

 

この頃の歯の状態は、生え変わりのため歯がグラグラしていたり、かみ合わせが

不安定な事が多いです。

そのため、汚れがたまりやすく歯磨きがしづらい時期でもあります。

また、乳歯や生えたての永久歯は表面がもろく、大人の歯よりも虫歯になりやすい上に

進行が早いという特徴があります。

 

食べた後は歯磨きをする習慣をつけさせるとともに、1人でしっかり歯磨きができるようになるまでは

仕上げ磨きなど、ご家族によるケアが大切です。

この時期にケアを怠ってしまうと、せっかく大人の歯が生えてきても健康な歯にはなれません。

 

お口の成長もしっかり見守ってあげることで、お子様は歯並びの良い、

健康な歯が生え揃うのではないでしょうか。

 

そして、その歯をお年寄りになるまでしっかり維持することができたら、とても素晴らしいことですね。

不安な事や気になることがあったら、ぜひ歯医者さんにご相談ください。

院長 植村

 

医院からのお知らせ

【10月の診療スケジュール】

院長休診日:10月21日(金)、院長終日休診です。

 

【11月の診療スケジュール

院長休診日:11月18日(金)、院長終日休診です。

カボチャとお口の健康

こんにちは、院長の植村です。

 

日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。

この季節になると様々なところでハロウィンイベントが開催されていますね。

 

小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではお友達同士集まって、

子供たちが仮装した可愛いハロウィンパーティを開かれる方も多いのではないでしょうか。

 

さて、ハロウィンにはカボチャの妖怪「ジャック・オー・ランタン」を模した飾りやお菓子をよく目にします。

このハロウィンに欠かせない「カボチャ」は、日本でも煮物やスイーツなど様々なかたちで

食べられるお野菜ですよね。

 

ビタミンE・カルシウム・ミネラル・鉄などの様々な栄養を豊富に含んでいて、

少しの量でもバランスよく栄養が摂取できるため、カボチャを食べると風邪予防になると言われています。

 

その中でもカボチャにはβ-カロチンがとても多く含まれていて、β-カロチンは

体内に入るとビタミンAに変化します。

このビタミンAは体の免疫力の向上や粘膜を強化する大切な働きをしてくれます。

 

ビタミンAが不足するとお口の粘膜が硬くなり、口腔内が乾燥してしまうため

ウイルスが侵入しやすくなり、歯周病や口臭の原因にもなってしまいます。

ビタミンAは健康を維持するために大切な栄養素です。

 

カボチャを始め必要な栄養素をしっかり摂って、お口の健康を保ちましょう。

もちろん、美味しい物を食べた後は、歯みがきもお忘れなく。

院長 植村

 

むし歯と気圧

こんにちは、院長の植村です。

 

暑さ寒さも彼岸まで・・という言葉もございますが、

今年は残暑が長引くようなので、秋分を過ぎる頃には例年通り

吹く風涼しく秋の深まりを感じる事ができるといいですね。

 

さて8月~9月は、国内で最も台風が多く発生する季節。

台風による気圧の変化で、頭痛や歯が痛くなってしまうと耳にしたことはありませんか?

 

この気圧と歯痛にはどのような関係があるのでしょうか。

 

歯の内部には歯髄腔(しずいくう)と呼ばれる神経の通っている空洞があり、

また鼻の両サイドには「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。

 

台風などによって短時間に空洞の外の気圧が下がると、急激な変化に対応できずに圧がかかり、

一時的に歯痛が生じることがあります。

 

これを「気圧性歯痛」といい、飛行機でも同様に生じるため「航空性歯痛」とも呼ばれます。

 

このような歯の痛みは、健康な歯や適切に処置された歯ではほとんど起こりませんが、

むし歯があったり治療途中の歯がある場合には、歯痛が起こりやすいです。

むし歯や治療途中の歯がある方は、痛くなる前に早めの受診をおすすめします。

 

また、むし歯がなくても、定期的に歯科検診をうけて

虫歯の予防と早期発見に努めましょう。

院長 植村