院長の診療に関するご連絡
3月は23日(金)
院長は終日休診です。長谷川先生による診療となります。
院長の診療に関するご連絡
3月は23日(金)
院長は終日休診です。長谷川先生による診療となります。
こんにちは。春めいた便りが全国各地から届くようになって来ました。

3月のイベントといえば、やっぱり「ひな祭り」。
男性・女性問わず、あの色鮮やかなひな飾りや桃の花を見ると気持ちが明るく華やぎますよね。
ひな祭りにはきれいな飾りつけだけではなく、おいしい食事というお楽しみもありますね。
その代表格は「ちらし寿司」「はまぐりのお吸い物」でしょうか。当たり前のように思い浮かべるこの献立ですが、ちゃんと意味があるようです。
ちらし寿司に使われている海老からは、「腰が曲がるまで長生きするように」。
レンコンは「将来の見通しがきくように」、豆は「マメに働き、マメに生きるように」。
脱皮を繰り返すことから、「出世を願う」という意味もあるそうです。

はまぐりは、古来から宮中で「貝合わせ」という遊びがあったことからもわかるように、他のはまぐりの貝殻では絶対にピッタリと合わないことで知られていることから、「一生一人の人と仲良く添い遂げるように」という、良縁を願う気持ちが込められているとか。
どちらも、子を思う親の気持ちが形になったものだったのですね。
…ということは、必ずしもちらし寿司やはまぐりのお吸い物でなくてもいいということでしょうか?ちょうど3月は春の訪れを感じる食材が旬を迎え始めます。今年は我が子の成長を喜びながら、「どんな食材を使って祝おうかな…」と考えるのも楽しいかもしれませんね。
まだまだ寒暖の差が激しく、厚いコートが手放せない時期でもあります。薄い春のコートに替わるまであと少し。体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛ください!
こんにちは!毎日寒い日が続きますね。
今月9日から25日までの17日間、4年に一度の冬季オリンピックが開催されます。
今回は日本と時差のない韓国での開催ですので、地球の裏側で開催されたリオオリンピックよりもリアルタイムでの応援がしやすそうですね。
さて、冬季オリンピックの華といえばやっぱりフィギュアスケート!
今回、女子の出場枠が3枠から2枠へと減り、昨年末の日本選手権でのし烈な試合の結果、
宮原知子選手と坂本花織選手が選ばれたことは大きな話題となりました。
実はこのお二人、共通点があるのです。
それは…お二人とも歯列矯正をされているということ。

宮原選手はすでに治療を終え、器具は外されていますが、坂本選手は全日本選手権でも矯正器具を付けたまま演技を披露していましたので、テレビなどで観戦された方はお気づきだったのではないでしょうか。
フィギュアスケート選手では、この他にも宇野昌磨選手他、多くの選手が矯正治療をされているそうです。
歯列矯正で歯並びが良くなると、体のゆがみが矯正され、体のバランス感覚や歯を食いしばった時の力のこもり方などが良くなります。フィギュアスケートでは回転やジャンプをするときなどは力一杯噛み締めているでしょうし、バランス感覚が重要な競技であることも想像に難くないですね。
また、顔のゆがみも矯正されますので、美しさも大きな要素になるフィギュアスケート選手に矯正治療を受けている方が多いのも納得できます。
競技の厳しい練習だけではなく、身体のすみずみにまで気を配っている選手たち。
最高の舞台で、最高の力を発揮してほしいですね!
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
みなさんはお正月をどのように過ごされましたか?
帰省した人、帰省した家族を迎えた人、旅行に行った人、TV三昧だった人、仕事だった人…
色々なお正月があったことでしょうね。
昔はお正月にはお店も閉まっていて、こたつでおとそをいただきながら年末に作ったおせちをつまむ…
というのが一般的だったように思いますが、最近はずいぶん様変わりしてきましたね。
元旦からデパートやスーパーで初売りが行われ、外食もできるようになりました。
それはそれで楽しく、楽でもありますが、少々風情というものが無くなってきたようにも感じます。
お正月の楽しみといえば「福袋」という方もいらっしゃいますよね。
たくさん種類がある中でどの福袋にしようかなと悩み、どんなものが入っているかな…
という開ける前のワクワク感が醍醐味です。
もともと「福袋」とは七福神の中の1人、「大黒天」が左肩に抱えている大きな袋のこと。
大黒天は財産の神様。五穀豊穣や出世開運、商売繁盛、縁結びや子孫繁栄のご利益もあると考えられています。大袋の中にも「幸運」がいかにもたくさんつまっていそうですね。
新しく迎えた2018年がみなさまにとって「幸運」がたくさんつまった1年となりますよう心から願っております。当院もスタッフ一同、気持ちも新たにみなさまの「健口=健康」を守るべく努力してまいります!
12月28日(木)~1月5日(金) 年末年始の休診となります。
こんにちは、院長の植村です。
今年は残暑と感じる間もなくあっというまに秋が訪れてまいりましたが、そんな秋も一気に駆け抜けてしまうような勢いを感じるほど、肌寒い日々が続いております。
さて、日本の季節の変わり目は「春は桜のピンク」「夏は青葉のみどり」「秋は紅葉の赤や黄色」「冬は雪の白」と四季折々の色で私たちの目を楽しませてくれる景色を全国さまざまな場所でみることができます。このような四季の風情にはとても癒やされますね。
今年は例年より寒くなるのが少し早いようですが、季節の変わり目を肌で感じ、私たちが秋の装いに変わり始めると同時に遠くに見える山林も少しずつ秋色になってまいりました。
濃い赤やオレンジ・黄色やみどりなど視界いっぱいに広がる数え切れないほどの色で鮮やかに色づく紅葉の名所といわれる場所には、混雑や渋滞を覚悟してでも見に行きたいと思うほど私たちを魅了する力があります。

この美しい景色は、気温の低下とともに木は葉を落とすために葉と枝の間に層を作ります。水分の流れが妨げられることでみどり色の葉緑素が老化して、カエデやイチョウの種類によって赤や黄色の様々な色に変化して紅葉の景色となっていきます。
また、紅葉の色合いは気温と太陽の光と水分の3つが関係していて、特に朝晩の気温差が大きいほど紅葉は美しくなるようです。同じ木でも日陰やひなたで違ってくるので、温度差により一斉に紅葉しても紅葉の色合いは毎年違い、同じ場所で見てもその年毎に装いを変えることで、私たちの目を楽しませてくれているんですね。
それでもやはり紅葉の名所へは渋滞や混雑でちょっと勇気が・・とついつい見る機会を失ってしまいがちですが、紅葉は身近でも見ることができる自然の芸術です。日常の見慣れた道のりも少し遠くに目を移したらいつもと違う景色に出会えるかもしれませんね。
10月20日(金) 臨時休診となります。
※11月・12月は暦通りのスケジュールです。
皆さんこんにちは!院長の植村です。
9月も終わり、過ごしやすい秋の陽気になってまいりました。秋の味覚が豊富で、ついつい食べ過ぎてしまうところですが、秋は食欲だけでなくスポーツの秋とも言われますね。
ではなぜ『スポーツの秋』と言われるようになったのでしょうか。
これは、ご存じの方も多いかと思いますが、1964年10月に東京オリンピックが開催され、10月10日が開催日だったことがきっかけで10月10日は体育の日と制定されました。その前後にスポーツに関するイベントや運動会などが開催されることが増えたことにより、秋にスポーツのイメージがついて『スポーツの秋』と言われるようになった、という説が有力のようです。
現在は体育の日は暦の並びによって毎年変わってしまいますが、未だに10月10日と言われると『体育の日』というイメージが頭に浮かびますね。

実はこのスポーツというのは歯とも深い関係があります。
競技によって違いはあると思いますが、瞬間的に歯を食いしばった時には、全身の筋力がアップして本来持っている力を発揮できる状態になると言います。この時に歯にトラブルがあったり、噛み合わせが悪かったりするとその力を十分に発揮することが出来ません。
例えばオリンピック選手のむし歯についてある企業が調査をしたところ、むし歯がないと答えた選手は男子53.3%女子62.7%であるのに比べ、一般の25歳の平均は男性が26.3%、女性が40.9%という結果でした。やはり世界で活躍するスポーツ選手は歯を大切にしているということがわかりますね。
トップアスリートは、厳しい練習をしたりポジティブな感情を保つよう努力するだけでなく、バランスの良い食事などの生活習慣、さらには自身の身体に最大限の力を発揮させるためにむし歯の治療や矯正をしたりと、口腔内のケアも意識をすることで素晴らしい結果を残せているのですね。
でもこれはスポーツ選手に限ったことではありません。私達の日常生活の中でも重い荷物を持ったり、踏ん張ったりと、強い力を発揮することがあると思います。こういった、一瞬でも全身の力が必要とされる時にむし歯や噛み合わせの問題などで力が半減してしまったとしたら、自分の体力にも自信をなくしてしまうことになります。そんなことになったらもったいないですよね。
このように歯は健康な身体で日常生活を送るために、とても重要な役割を持っています。歯みがきはもちろんですが、お口の中で疑問に感じる事があったら、早めに歯医者さんにご相談ください。
そして、3年後には『2020年東京オリンピック』が開催されます!世界のアスリート達がこの日本で、精一杯の力を発揮して記録更新する姿をみることができるのは今からとても楽しみです。私達も精一杯応援したいですね!
10月20日(金) 終日休診です。
皆さんこんにちは、院長の植村です。
夏休みが終わり、子供達は新学期が始まりましたね。
お母さんたちは、正直ほっと一息という感じでしょうか。
今年は上野動物園にパンダの赤ちゃんが生まれ、話題になりましたね。
夏休みにお子さんと一緒に動物園に行かれた方もたくさんいらっしゃることと思います。
さて、パンダの大好物といえば硬い竹や笹ですが、私たち人間には到底食べる事ができませんよね。一体彼らの歯はどのようになっているのでしょうか?
パンダは生後3ヵ月頃に乳歯が生え始め、4ヵ月頃になるとお母さんの真似をして竹をかじったりしますがまだ食べることはできません。7ヵ月頃になると乳歯から永久歯に生え替わり始めます(これは人間と同じですね)。そして永久歯が生えそろうとようやく本格的に竹が食べられるようになるそうです。

人間の歯は親知らずを含めて全部で32本ですが、パンダの歯は生えそろうと42本もあります。
また、パンダの奥歯は人間の奥歯の7倍もの大きさがあり、扁平で幅の広いかたちをしているため、頑丈な歯と強力なあごによって硬い竹でも砕きながら食べることができるのです。
ですが主食となる竹や笹はあまり栄養価の高い食べ物ではありません。パンダはそれを一日10~15kgも食べますが、糞の量は食べた分の約80%にもなり、栄養として吸収されるのはわずか17%ほどと言われます。動物園に行くとゴロゴロと寝転がっていることの多いパンダですが、これはエネルギーを節約するためなんですね。
起きている時はムシャムシャと竹を食べ、食べ終わったら横になって体力温存。
なんとも羨ましい生活ですが、「肉食目クマ科」であるパンダが竹を食べるようになったのには少し悲しい理由があるようです。
パンダは争い事が苦手な優しい動物のため、天敵やエサの競争を避け、さらには増加し続ける人間に生息地を追われたこともあり、中国山岳地の奥地で生活するようになりました。冬眠をしないパンダが冬でも1年中枯れず豊富に食べることができたのが『竹』や『笹』だったのです。
もともとお肉も食べる雑食系の動物が、優しい性格から消化吸収のあまり良くない食べ物を選んでいたことを知って少しかわいそうな気がしますが、ちょこんと座って細い竹を自分の手で上手に食べる姿は今まで以上に愛おしく見えてしまうんでしょうね。
しばらく動物園には行っていなかった私ですが、懐かしくなってきたので近々行ってみたいと思います。皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。