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カエルの季節です!

院長の植村です。 

気温の高い日も多く、蒸し暑く感じることが増えてきました。

湿気の多い季節は、なんとなく気分が憂鬱になってしまいますが、体調管理に気をつけて蒸し暑さに負けずに乗り越えたいですね。

 

さて、この季節になると田畑だけでなく茂みの多い公園からもカエルの鳴き声が聞こえ始め、これにもまた季節の変わり目を感じることができます。

 

今の季節、カエルは冬眠から目覚め、春の暖かな陽気にも慣れ、パートナーを見つけるために一生懸命鳴き始めます。カエルの合唱は梅雨から夏にかけての風物詩ですね。

 

ところで皆さんはカエルには歯が生えているのはご存知ですか?

カエルの上顎には櫛(くし)のような円錐形(えんすいけい)の小さな歯がびっしりと並んでいます。下顎には生えていません。カエルは通常エサを丸呑みしてしまうのですが、この歯は、エサを口の中で押しつぶしたり逃げないように捕まえておくために使われているようです。

 

またカエルなどの両生類の歯は、一生の間に何度も歯が生え変わるため、虫歯を気にする必要もありません。私たち人間には羨ましい限りです。

 

 

ちなみに身近で見ることのできるアマガエルやヒキガエルなどには歯は生えていません。

歯の生えているカエルは外来種に多いようなので、ペットショップなどで見ることができたら

ラッキーですね。

 

梅雨の頃は気圧の低下により放置していた虫歯が痛みを感じやすくなります。

そうなる前に、気になるところは早めに歯医者さんで診てもらいましょう。

                 院長 植村

 

舌のベストポジション

院長の植村です。 

 

今年も湿気たっぷりの梅雨の季節がやってまいりました。

 

皆様は梅雨の時期のお天気コーナーで

『湿舌(しつぜつ)』という言葉を聞いたことがありますか?

 

この舌のような曲線である「湿舌」が天気図状に現れると、大雨に注意が必要だそうですよ。

お口に関する言葉がお天気用語にもあるなんて面白いですね。

 

さて、皆様は『舌』にも正しい位置があるというのはご存じでしょうか。

 

舌の位置なんて気にしたこともない・・というのが本当のところかと思いますが、

舌の位置が正しくないと歯にも様々なトラブルが起こることがあります。

 

ここで舌の理想的な置き場所がどこか確かめてみましょう。

 

まず、口を閉じている時に舌全体が上顎の凹んだ部分にくっついて収まり、

舌先が上の前歯についていないこと。

そのかたちが舌のベストポジションです。

 

例えば上顎に舌がついていなかったり、舌の位置が低く下の前歯に

ついてしまっていたりすると歯並びが悪くなる原因になります。

 

また、歯と歯の間に舌があると開口(かいこう)という前歯が

噛み合わなくなる状態になることがあります。

 

このように、舌のポジションが悪いと知らないうちにお口のトラブルが

発生してしまうおそれがあります。

舌の位置は歯並びにとってとても重要なんですね。

 

今まで気にしていなかったという方も、この機会に舌の正しい置き場所を

少し意識をしてみてはいかがでしょうか。

院長 植村

5月の医院からのお知らせ

【お知らせ】

※勤務医伊藤先生は6月30日をもって退職となります。

 

5月26日(金) 院長終日休診

6月16日(金) 院長終日休診

 

コイの秘密兵器

院長の植村です。

 

新緑の、青葉が目に眩しいこの頃、

お家のベランダや庭、渓谷にも大小様々な鯉のぼりが元気に泳いでいますね。

 

鯉は昔、「鯉が滝をのぼり、竜となって天に登った」という

言い伝えがあり、男の子には出世して立派になってほしいという願いや

意味が込められ、端午の節句に飾られるようになったと言われている

縁起の良い生き物です。

 

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は

見えません。

 

実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出される

仕組みになっているのです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは

間違いで、ちゃんと秘密兵器を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

院長 植村

新しいフタッフが仲間入りしました

4月から山下 恵里佳さんが衛生士として勤務して下さることになりました。

口腔衛生活動をより充実できると思いますので、宜しくお願い致します。

 

又、秦先生が退職され、月曜日に伊藤先生が勤務、火曜日午前は向井先生が

勤務することになりました。

向井先生は以前当院におられたのですが、出産、育児の為お休みしておられました。

とても優しい先生で、皆様のご期待に添えると思います。

重ねて宜しくお願い致します。

花粉症とお口の乾燥

院長の植村です。  

 

少しずつ暖かくなってきましたが、花粉症の方には毎日つらい時期ですね。 

 

この花粉症は目のかゆみ、くしゃみや鼻水など、目や鼻の症状がつらいだけでなく、

お口に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。 

 

たとえば、花粉症で鼻づまりになると口呼吸が多くなり、 

口内が乾燥しやすくなります。 

また、花粉症のお薬には副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものもあります。 

 

乾燥で口の中がネバネバする、乾いた食べ物が食べづらいなど、 

お口の乾燥が3か月以上続く場合には「ドライマウス」(口腔乾燥症)と 

診断されることもあります。 

 

唾液にはお口の中の細菌の繁殖を抑えるとともに、

むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。 

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、 

細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)の 

リスクが高くなります。 

 

お口の乾燥を防ぐには、うがいの回数を増やしたり、 

こまめに水分補給をして潤いを保つ事が大切です。 

また、食事以外にもキシリトールの入ったガムを食べるようにするなど、

咀嚼(そしゃく)の時間を増やして唾液の分泌をうながす事も効果的です。 

 

セルフケアで改善しない場合には、お気兼ねなくご相談ください。

院長 植村

3月の医院からのお知らせ

※3月10日(金)・31日(土)は院長不在ですが、伊藤先生が代診いたします。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

桃の節句

院長の植村です。

 

風邪が強く寒い日が続いておりますが、

春の暖かさを、感じられる日も少しずつ増えてきたこの頃、

皆さまはいかがお過ごしですか。

 

3月は『ひな祭り』ですね。

ひな祭りは平安時代を起源とする「五節句」といわれる健康や長寿、

厄除けなどの行事の中の一つで女児の幸せを願うお祝いです。

 

ちょうど桃の花が咲く頃で、『桃の節句』とも呼ばれていますね。

桃の花の花言葉には「私はあなたのとりこ」「気立ての良さ」などの

女の子らしいものと「天下無敵」といった強い意味もあるようです。

 

桃の花は見た目の可愛らしさだけでなく、厄除けや魔除け、

長寿をもたらす力も持つとも言われているようで『天下無敵』という

花言葉もなんとなく納得できます。

 

また、健やかな成長と幸せを願って祝う『ひな祭り』ですが、

素敵な女性に成長してほしいと願うのが親の切なる思いですね。

 

いつも明るく笑顔でいられる人は、自然と人に好かれます。

そして素敵な笑顔には清潔な口元がつきものです。

小さな頃からお口のケアを大切にしていきたいですね。

 

院長 植村