院長日記

お口の中の乾燥で困っていませんか

東大阪市 植村歯科医院のブログページです。

こんにちは。束の間の過ごしやすい季節が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

みなさんはお口の中が乾いて困ってしまうことはありませんか?

お口の中が乾く=唾液量の減少ですが、唾液には大切な役割がたくさんあり、味覚、消化、むし歯・歯周病予防、咀嚼や食物の飲み込み等、さまざまなことに影響を及ぼします。

唾液量の減少の原因の中で比較的多くみられるのが服薬の副作用によるものです。

花粉症の薬を飲んだらお口が乾燥してしまった、という経験がある方は多いと思います。


現在、700種類以上の薬で口腔乾燥の副作用が報告されており、胃薬や糖尿病薬、血圧降下剤、咳止め、抗アレルギー薬、睡眠薬等、一般的によく処方されている薬剤も多く含みます。


原因は服薬以外にも加齢やタバコ・アルコールの影響によるものから全身性の病気、ストレス等の精神的な影響など、さまざまなものが考えられますので、もしお口の乾燥で困っている場合はまずは主治医に相談してみてください。
※ご自身の判断で服薬をやめることは絶対にしないでください

規則的な生活を送る、水分をしっかり摂る、よく噛んで食べる、などの毎日の生活の中で取り入れやすいことも唾液量の増加につながります。

また、唾液腺のマッサージや口腔内用の保湿剤もありますので、歯科にいらした際にもお気軽にご相談くださいね。

歯がうずく原因

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こんにちは。すっかり暖かくなり、桜前線も順調に北上中です。みなさんGWはいかがお過ごしでしょうか?

「なんだか最近歯がうずく…」

そんなことを体験したことがある方は多いと思いますが、考えられる原因はこのようなものがあります。

① むし歯

歯がうずく時にはじめに疑うのがこれではないでしょうか。
むし歯が歯の神経まで達して痛むのはもちろん、初期のむし歯の表面に食物や歯垢がたまって違和感からうずくこともあります。

② 歯周病

歯周病はある程度進行するまで自覚症状は出ないことが多いですが、歯肉の炎症や、歯周病が進行して歯がぐらついたりすることでうずきを感じることがあります。

ここまで進行することがないように、毎日のセルフケアはもちろん、定期的に歯科で歯石除去やPMTC等のメインテナンスを受けて進行を防ぎましょう

③ 親知らず

親知らずがまっすぐ生えず、横やナナメを向いていたり、隣の歯を圧迫したりしてうずくことがあります。

また、お口の一番奥にあり、少しだけ顔を出したりしている親知らず周辺は汚れがたまりやすく、炎症を起こすことがあり、これもうずきの原因となります。

④ 歯科治療後

虫歯治療や歯石除去、抜歯などを行った後、しばらく痛みが出ることがあります。

これは一過性のものなので、しばらくするとなくなります。一週間以上痛む場合は治療を受けた歯科に相談してください

この他にも歯ぎしりやくいしばりで歯や歯根、歯槽骨等に影響が出ていたり、ストレスが原因となっていることもあります。

歯がうずく原因は多岐に渡るため、ご自身で原因を特定するのは難しいことが多いものです。まずは歯科を受診して原因を確認し、的確な処置を受けましょう

春はお口のトラブルの季節です

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こんにちは。春ならではの寒暖差が続きますが、みなさま体調を崩されたりしていませんでしょうか?

春は環境が変化する方も多く、それに加えて気温差などもあり、免疫力が落ちやすいと言われています。


よく季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われますが、それはお口の中も同様で、この時期は免疫力の低下によって口内炎ができたり、お口の中の細菌が増えて歯周病やむし歯が悪化しやすい季節でもあります。

免疫力を下げないためには、しっかり栄養を摂り、しっかり睡眠をとることが大切です。

また、春といえば「花粉症」。


花粉症の方は、鼻詰まりによる口呼吸やお薬の影響でお口の中が乾燥しやすくなります。

お口の中が乾燥すると細菌の繁殖が活発になり、歯周病菌やむし歯菌が増殖しやすくなります

水分補給をこまめに行い、唾液腺のマッサージで唾液を意識的に出すようにしたりして、お口の中が乾燥しないようにしましょう

もちろん歯磨きをしっかり行うことも大切です。

どうしてもおうちでの歯磨きだけでは汚れは落としきれませんが、歯科でのメインテナンスでは、歯科専用の器具を使用してしっかり隅々まで汚れを落とし、しぶとい細菌を除去することができます。

ぜひ春休みなどの時間を使って春のお口のトラブルを未然に防いでくださいね。

お子様のお口の健康を守りましょう!

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こんにちは。3月3日はひなまつり。ひなまつりに飾る桃は魔除けや長生きの象徴の意味合いがあると言われています。

このことから女の子の健やかな成長を祈るひなまつりに飾られるようになったのかもしれませんね。

子供の頃からの習慣は大人になっても続くことが多いものです。口腔ケアや食習慣に関しても幼い頃からしっかり習慣づけてあげましょう

●幼い頃から色々な味・食感の経験をさせる

味覚の成長は3~4歳頃までが著しいと言われます。濃い味を避け、さまざまな食材に触れさせてあげましょう。

ジャンクフードや甘いお菓子などは癖になりやすいので、たまのお楽しみ程度に抑えておきましょう。

●ダラダラ食べは厳禁
ダラダラ食べはむし歯になりやすいので、時間を決めて食べる習慣をつけましょう。

●食事はよく噛んで食べる
よく噛んで食べると唾液がよく出ます。唾液の効果で消化が良くなり、むし歯予防にもつながります。時間をかけて食べることは肥満・生活習慣病予防にもなります。


●食べたら歯磨き!

幼い頃から歯磨きの習慣ができていると「歯磨きをして寝ないと気持ち悪い」「口の中に食べ物の味がずっと残っているのが嫌だ」という感覚になります。小学校低学年頃までは仕上げ磨きをしてあげてください。

●定期検診を受けましょう
定期検診を受けることにより、むし歯などの異常が早期発見できます。フッ素塗布やクリーニングを定期的に受け、むし歯予防に努めましょう。

 

お口の健康は身体全体の健康につながります。

健康なお口を保ち、自分の歯で美味しいものを食べ、健康に過ごせるように、お子様に良い習慣をプレゼントしてあげてくださいね。

オーバーブラッシング

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こんにちは。毎日寒い日が続きますね。インフルエンザがまた流行っています。手洗いうがいなどしっかりして予防に努めていきましょう!

みなさんは、歯を磨く時の力加減を意識していますか?ご家族と一緒に暮らしていらっしゃる方で、家族よりも自分の歯ブラシの毛先が開くのが早い…という方はいませんか?それは「オーバーブラッシング」かもしれません。

オーバーブラッシングとは、「歯磨きの時に力を入れ過ぎていたり、長い時間磨き過ぎていたりして歯や歯茎が傷ついてしまうこと」です。

歯磨きは歯についた食物やプラークを落とすだけではありません。むし歯や歯周病の原因となる「細菌」を落とすことも重要な目的です。

細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットにたくさん潜んでいます。歯磨きでそのポケットの中の汚れをかき出すことが重要です。

歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまうほど力を入れて磨いているということは、歯と歯の間や歯周ポケットの中に毛先が入らず、歯の表面だけしか磨けていないということになります。

また、歯茎は柔らかい組織なので、歯ブラシのナイロンでゴシゴシすると傷つき、歯茎が下がっていってしまいます。歯茎が下がると、歯茎に守られていたむし歯になりやすい歯の「セメント質」が露出してしまい、かえってむし歯になりやすくなります。

下がってしまった歯茎は元に戻ることはありません。さらに、硬い組織である歯も徐々に傷ついていき、知覚過敏を起こしてしまいます。

オーバーブラッシングを防ぐにはまず、ペンを持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く左右に動かすようにしてみましょう。

歯の表面だけ磨くのではなく、歯と歯茎の境目も優しくしっかり磨いてい上げてくださいね。手の甲を歯ブラシで磨いてみて、痛いようであれば力の入れ過ぎです。

歯磨きのやり方は歯科衛生士から詳しくお伝えできますので、気になることがありましたら、お気軽に歯科にご相談くださいね。

やっぱり気になる「歯の着色」

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こんにちは。だいぶ寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。

人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。

歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。

・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等

・タバコのヤニ

またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。

テトラサイクリン歯
(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)

加齢
(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)

むし歯、神経が無い歯の変色 

外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。

ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。

また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね。 

友あり、遠方よりきたる

約20年前に仕事を手伝っていただいていた先生が、医院見学と言う事で
来てくださった。お昼ご飯の時は、いつもプロレスやら
格闘技の話で盛り上がった事等、懐かしく楽しい
思い出を語り合い、時間はあっという間に過ぎてしまった。
彼も三児の父、立派な大黒柱になられた。
私はもう、残された時間は彼より少ない。
しかしながら、休養しながらでも少しでも長く
患者の皆さんの役に立てるよう頑張るつもり。

やっと元気になりました

3月は、手術や、高熱で急にお休みを頂き
患者の皆さんにはご迷惑をおかけし、
申し訳ありませんでした。にもかかわらず
お気遣いのお言葉をかけて頂き恐縮しています。
ありがとうございます。
今月から、先生方の顔ぶれも代わりました。
しかしながら、「皆さんが笑顔で診察室を後にできる」
よう努力、精進をするという考え方には全くかわり
ありません。
「家族で笑顔で食卓を囲めるよう寄り添うパートナー」
として頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

お詫び

いつもご来院頂きありがとうございます。

ここの所、義父の急死や、私の体調不良による検査等で、御予約している方にご迷惑をおかけし

申し訳ありません。

1月も又、午前中検査のためお休みさせて頂きます。

予約が取りにくい上に、治療間隔が長く空いてしまって、すみません。

予約の日時以外でも、何か不具合があれば、私なり、勤務医が対応させて頂きます。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

今日、28歳になりました。

昭和62年に開業以来、スタッフと患者の皆様のおかげで

何とかここまでやってくることができました。

本当に有難うございました。

改めて初心に戻り、患者さんが毎日おいしく、楽しく食事できる様

勉強していく所存であります。

時にはお休みをいただき、充電しながら、できる限り頑張りますので

どうぞ宜しくお願い致します。